どっこい生活のブログ

買ったり捨てたり

四条烏丸 こまつ

通りすがりに見つけて『おもてなし こまつ』に行ってみました。

まだ移転したばかりで、新しい内装のお店です。

本日限定コース2300円(税込み サービス料5%別)



まずは、鯛の皮ポン酢、モズクとろろ、小松菜とお揚げのたいたん です。

『たいたん』…というのが以前、テレビで紹介されていましたが、炊いたものという意味です。テレビでは『たいたん』のみで名詞のように使っていましたが、そんなことはなく、『野菜のたいたん』や『大根のたいたん』などと言います。

そのテレビでは「おばんざいとは言わない」と言っていたのですが、それはそのとおりで、「最近、おばんざいって書いた看板がいっぱいあるけど、何でやろ?」と思っていました。



メンマとなにかのパリパリサラダ。上の白いのがパリッパリでおいしいです。


鯛のあらの酒蒸しです。ほろっと柔らかくておいしい。


ご飯は土鍋で出てきます。コロンとして可愛い。お汁とお漬物、ちりめん煮がついています。

関係ないですが、私は炊飯器の存在感がどーしてもイヤで、壊れたのを機に小さな土鍋で炊いています(ニトリで安いのを買いました)やってみれば気の抜けるほど簡単で短時間で炊けるのでおすすめです。


天ぷらは、茄子、万願寺とうがらし、海老、鱧(ハモ)。

揚げてはお皿にのせてくれます。

鱧と言えば、遠い昔、東京で少しだけ働いたときに、お店で茶色の蒲焼きのようなモノが出てきて、それが何かわからなかったら、「えぇー、京都の人なのにハモを知らないの?」と言われました。

わからなかった理由は2つ。白くて梅肉がチョンとのっているハモしか見たことがなかった事と、「ハモ」の発音が違ったことです。伝えにくいのですが、ハが低音でモが高音なのです。標準語で「ハモ」と言ってみて、それを逆に「モハ」と言ってみてください。その音のまま「ハモ」と言えば、関西の「ハモ」の発音になるように思います。


なんだか、あまり料理の説明ができていませんが、お得に高級店の気分に浸れるお店でした。



お腹いっぱいで満足したのに、やはり甘いものは別腹です。そのまま歩いて三条の梅園へ。

定番の練乳白玉抹茶氷(名前はうろ覚え)。安定のおいしさです。