瑠璃光院
八瀬の瑠璃光院へ行ってみました。
ここは…どのようにお伝えすべきか、迷うところです。
入場料なーんと2千円。強気の価格設定です。ボールペンと写経の紙とペットボトルの水を頂けます。
そして、有名なのがこのお部屋。
すごいですねぇ、写真で撮ると。これ、実際のところは、窓の景色がピカピカの大きな机になんとなく反射しているのです。
なんとか見えているそのままを撮りたいと、立って撮影してみたのがこちら。
まだ伝わらないと、場所を変えて撮影してみたのがこちらです。
その後下の階に行き、このようなお庭を拝見。
見事なお庭なので、しばらく座って眺めていました。ここでゴロゴロしたい…。
しかし、どうも違和感が…。ご本尊は祀られていたけれど、ここ、ホントにお寺?瑠璃光「院」だから、出家した貴人のお住まいかと勝手に思っていたけれど…。たくさんのお寺に囲まれた生活をしている者にとっては違和感のある雰囲気です。なんというか、お寺感より観光地感が溢れています。
ということで、こんな時は、ウィキペディア先生です。
えー、この瑠璃光院は、今は岐阜のお寺に買い取られていますが、そもそもは個人の別荘だったり、料亭だったりしていました。つまり、大金持ちの趣味のお宅を拝見しにいったという感じです。
それを証明するかのような大きなラピスラズリ。
携帯で撮った写真は恐ろしく美しかったけれど、2千円は高いんじゃないか。千円くらいが妥当なんじゃないか。しかし、お庭は本当に素晴らしかったので一度くらいは見る価値はあったような気が。
その一方で、行った日は空いていたので、のんきに内縁近くに座ったり、写真を撮ったりして満足度は高かったのですが、普段はめちゃめちゃ混んでいるようなので(ネット情報)、この満足感を得られるかは疑問です。
昭和初期の粋を極めたお庭を見たい方、とりあえずスゴイ写真を撮りたい方におすすめです。